B級グルメ

2009年10月24日 (土)

お昼のB級グルメ(出雲編)

世に名の知れた、所謂、名物そばは数多いものです。例えば、岩手の「わんこそば」や山形県の「板そば」、茨城の「いわし蕎麦」、東京の「深大寺そば」、新潟の「へぎそば」、長野県で作られるそばの総称である「信州そば」など、数え上げればキリがないくらいあります。ただ、こうして並べてみると、東日本産の品揃えが多いように思います。「そば」の文化というのは、どうも、東高西低のようです。

フリー百科時点「ウィキペディア」によると、江戸で「うどん」よりも蕎麦が主流となった背景には、白米を多食する人に見られ「江戸わずらい」と呼ばれた脚気の防止のために、ビタミンB1が豊富な「そば」が良いとされたからだといいます。こうして、江戸時代中期以降から、江戸を中心に東日本では「そば」が定番になっていったのです。

東日本の「そば」に対して、西日本では「うどん」の方が優位にあるのはご存知の通り。西日本の「そば」は、基本的にうどん屋の出す「そば」という傾向が強く、関西ではそば屋に「うどん」があるのは、別に珍しいことではありません。

さて、「そば」だ「うどん」だと言って、前置きが長くなってしまいましたが、今回は、日本三大そばに数えられる西日本の名物そばの雄、「出雲そば」の美味しいお店を紹介したいと思います。そのお店の名前は、「献上そば 羽根屋本店」。お店の名前に「献上そば」というタイトルがついているのは、何でも、皇室に献上したこともある格式の高い「そば」に由来しているのだそうです。これについて、お店のお品書きには次のように書いてありました。

献上そばの由来
明治40年5月27日、大正天皇がまだ東宮の御時、山陰地方に行啓され、出雲市にご宿泊になった折、弊店の蕎麦を差し上げたところ、田園の香りをうつしたその風味がことのほか御意に召し、それ以来、この蕎麦に「献上蕎麦」の名をお許しになりました。その後、数々の御皇室の方の御食膳に供する光栄に浴し・・・。

羽根屋本店は、JR出雲市駅から徒歩で約10分くらい。出雲市今本町というところにあります。出雲市駅から徒歩で十分歩ける距離ですが、お店の前に大駐車場(というと、少しオーバーか)があり、その駐車場にひっきりなしに車が出入りするところを見ると、この店が繁盛しているのがよく分かります。

■献上そば「羽根屋」の外観

お店に入った時の印象は、鰻の寝床のように細長いお店だなという感じ。少し詰め気味でないと座れない(それは、私の体格が良過ぎるということだろうか・・・)4人掛けのテーブル席が、入り口から奥に向かって一列に並んでいます。突き当たりは、ガラス張りになっており、坪庭が見えます。しかし、後で、確認してみたところ、座席数は約80席と結構な収容人数を誇り、そのうえ、個室まであるそうで、そういえば、1階のテーブル席が満杯になった後は、2階の座敷席や1階奥の部屋などにお客を通していたようでした。

今回、私が注文したのは、「天ぷら割子」1300円なり。「出雲そば」とくれば、やっぱり「割子そば」でしょう。因みに、「割子」というのは、そばを野外で食べるために弁当箱として用いられる重箱ことをいい、昔は正方形や長方形、ひし形などいろいろな形があったそうですが、現在では底に厚みのある丸形の漆器のことをそう呼ぶようです。

「割子そば」は、三段の丸い漆器にそばを盛って出します。麺は、殻の部分まで挽き込んであるため、黒っぽくやや細め。そば粉は、出雲産と茨城産のブレンドということです。伝統の製粉による手打ちの「そば」は、香りが高く風味も程よくという感じ。別の椀には、ネギ、大根おろし、海苔などいわゆる定番ものの薬味が添えられています。

その「割子」に盛られた冷たい「そば」にお好みで薬味を乗せて、それから、1段目の割子に濃いめのそばつゆをかける。かけるというよりは、“の”の字にかけ回すといった方が正しいかも知れません。1段目を食べ終わると、残ったそばつゆは次の椀にかける。そうして、2段目でも残ったつゆは、3段目に行きます。流石に、3段目ともなると、そばつゆの量が少なくなるため、つゆを足すことになります。「割子そば」を美味しくいただくには、そばつゆをかけ過ぎないようにするのがコツだそうです。

■羽根屋製 干しそば(乾麺)2人前箱なし

さて、羽屋屋さんの営業時間は、昼11時から夜8時までです。定休日は1月1日だけとかで、定休日を気することなく、いつ訪れてもOKなお店です。主なメニューですが、「割子そば」3段は660円、「割子そば」は、一段からでもOKで220円です。「三色割子そば」は840円、「五色割子そば」は1300円、「釜あげそば」が630円など。ごく一般的な「天ぷらそば」や「たぬきそば」その他、うどんや一品もの、定食なども各種取り揃えています。さらに、干しそばをお土産として買い求めることも可能です。添付画像の「干しそば(乾麺)2人前箱なし」は、一袋300円です。尚、干しそばをはじめ手打ち生そばなどは、羽根屋さんのHPから通信販売で購入することも出来ます。

「出雲そば」を食べたけど、ちょっと口に合わなかった・・・という経験談を聞くことがあります。よくよく聞いてみると、出雲大社近くの「名物、出雲そば」とかなんとかという大看板を出しているお店に行ったとか。往々にして、観光地にある「名物なんとか」というお店は、看板倒れのことが多いものです。

「出雲そば」を以前食べて、「こんなものか」と思われたあなた。「出雲そば」は美味くないという考えに傾いてしまったアナタ。今度、出雲に来られた時は、ダマされたと思って羽根屋さんに足を運んで見て下さい。そして、これこそ本場の「出雲そば」という味に舌鼓を打ってみてはいかがでしょう。これまでの失地回復どころか、きっと、出雲そばファンになっていただけるのではないでしょうか。

(写真先頭は「羽根屋」の天ぷら割子)

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2009年8月21日 (金)

お昼のB級グルメ(帯広編)

ぱんちょう3

豚丼は帯広の文化と言ってもいほどの・・・というと、少しオーバーかも知れませんが、知名度においても、人気についても申し分なく帯広の名物と言ってもよいでしょう。実際、帯広には豚丼を扱う店がたくさんあります。

なになに、君は今までに帯広で豚丼は食べたことがあるかって?田中要次風に言うなら、「あるよ」ということになります。では、どうして今まで紹介しなかったのかって?う〜む、それは、前回食べた時は、そういう気持ちにならなかったからでしょう。確か、この前、豚丼を食べた時は、後で胸焼け気味になり(こっちの体調のせいかも・・・、というところはありますが)、そんなモンを紹介できるかい、と思ったからだと思います。では、どうして、ここで豚丼かって?それは、今回久しぶりに食べたら、胸焼けにならなかったし、それにうまいと思ったから。ただ、それだけです。

今回は、時間帯も丁度、お昼時でしたし、さらに、帯広から札幌に向かう列車の待ち時間が2時間以上もあったので、どうやって、時間をつぶそうかなぁと考えながら、駅前でボーっとしていたところ、何やら、行列が見えるではないですか。人間の心理というものは、面白いもので行列なんかがあると、どうしてもそこに目がいってしまう。そのうえ、何の行列か分からないうちについつい後ろに並んじゃった、なんていうのはよくあることです。並ばないとなんか損をするんじゃないかって、そんな気持ち、なんとなくわかるでしょう。

行列の先頭がどこかというのは、すぐに分かりました。豚丼の専門店「ぱんちょう」というお店です。帯広にはもう何度も来ていましたから、勿論、お店の名前は知っていました。そりゃあ、有名ですし。そこで、時間もあるし行列に加わってみるかという気になったのです。この時は。でも、豚丼で胸焼けになったら困るなぁ、とちょっと心配ではありましたが・・・。

ぱんちょう1

私が並んだ時、家族連れ、観光客らしきカップル、近くの会社員など12、3人の人が待っていました。実際は、場所取りに1名だけ待っていて、入れそうになったら、後から加わるという組が2組ほどありましたので、実際はもっと多くの人が、前に立ちはだかり(?)ましたが、やはりメニューが一種類しかないということからでしょうか、思ったより回転が早く、30分もしないうちにお店に入ることが出来ました。

どうして、行列ができるか?「それは、豚丼がウマいからだろう」って。そう、理由の一つはそれです。ですが、もう一つ理由があります。それは、お店がとても狭いのです。数えてみたら、6人掛けのテーブルが4つ、4人掛けのが2つ、2人掛けのが2つ。それだけなのです。勘定してみると、最大収容人数34人でした。人気があって、収容数がこれだけなら、当然、外に溢れる。これで納得です。このため、すべてのお客にゆったりとしたスペースが与えられるはずがありません。まず、相席で当たり前という気持ちでお店に入ると良いでしょう。

お店に入ると、かなり年配のウエイトレス(?)が、テキパキとお客をさばきます。食べ物のメニューは、豚丼しかありません。ただ、豚丼にはランクがあります。ランクというのは、うな重なんかのお品書きによくある、松竹梅とかいうアレのことです。一般的には、松が最上級ランクで、次に竹、梅が最も「家計にやさしい」タイプになるのですが、「ぱんちょう」では梅、竹、松の順番になっています。どうして、そうかって?それは、実際にお店に行って聞いてみるといいでしょう。なかなか心温まるいい話が聞けるかも知れませんよ。

ちなみに、私は竹を注文しました。ランクからすると4番目中3番目になりますが、何せ、また胸焼けにでもなったらなんて思うと、大きな丼などとても注文する勇気はありませんでした。決してケチった訳ではありませんので、念のため。それでも運ばれてきたドンブリからは、既に肉がはみ出しているのが見えました。蓋をめくってみると、4、5枚ほどのお肉がご飯を覆っていました。どのお肉も、見た目は結構脂ぎっています。こりゃ、また、胸焼けかな・・・と思いながら、一口食べてみました。しかし、思ったほど脂っこくないなとすぐに気付きました。

それもそのはずで、「ぱんちょう」ではお肉を炭火でじっくりと焼くそうです。ですから、少しこげ目もありますが、おかげで余分な油分が落ちているのです。肉は、十勝産の豚ロース肉。しょうが焼きより厚く、ステーキよりは薄いという厚さの肉を、所謂、ぱんちょう秘伝のたれに漬け込んでから焼く。炭火で炙られて、余分な油を飛ばした肉はとても香ばしく、ジューシー。そのうえ、とてもやわらかい。

さらに、このお肉を下から支えているご飯がまた、ウマいとくる。お米自体も美味しいのだと思いますが、炊き方もすごくいい。丼もの、いや、ここの豚丼にぴったりの固さに炊き上げられています。このご飯に先ほどの秘伝のたれが絶妙にからむ。ツユだくではなく、ほどほどにご飯に浸みているところが、これがまた、そこはかとなくいいのです。

「元祖 豚丼のぱんちょう」は、JR根室本線帯広駅北口から歩いてすぐのところにあります。駅前のロータリーを横切ると、どなたにでもすぐ分かると思います。営業時間は、11時〜19時までで、定休日は毎週月曜日と第1、3火曜日です。豚丼発祥の店として全国的にも有名になったせいで、地元の人のみならず、観光客も結構来ています。ですから、わざわざ並んでまで・・・という方には向かないかも知れません。

メニューは、豚丼のみ。既に触れましたが、最も安い松が850円、竹が950円、梅が1050円で、スペシャルバージョンの華が1250円というラインアップです。その他、お味噌汁が2種類あって、具がわかめの味噌汁が180円、なめこ汁に至っては200円で、これはちょっと高すぎませんか!!という気がします。

たくさんの人が行列をつくる「ぱんちょう」は、帯広・十勝の豚丼の代名詞。十勝産ロース肉を炭火でじっくりと焼いて、秘伝のタレで仕上げた味はなんとも香ばしい。十勝の恵みともいえる最高の豚肉をさらにおいしく食べたいというみなさん、十勝にお越しの節には、「ぱんちょう」さんに行ってみてはいかがでしょう。

(写真先頭は「ぱんちょう」の豚丼・竹)

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2009年5月12日 (火)

お昼のB級グルメ(人吉編)

人吉9

「ところで、お昼はどうするの?」。帰り支度を整えて、「さて」と腰を上げようとしていた時である。水俣で知り合って、今は、人吉で仕事をしているY氏からそう言われた。さんざん大食いをした翌日のことである。昼くらい抜いてもいいか、くらいに思っていたのだが・・・。

「ラーメンでよければ、ウマいところがあるんだけど」という。Y氏によれば、そのお店は、テレビ番組か何かで優勝か準優勝かしたらしく、また、関東の「なんつっ亭」の店主が、その店で1年間修行をしたということで、全国的にも有名なのだそうだ。「昼時に行ったら、まず入れないよ」ということだし、熊本出張の時には、大体一緒に飲んでいる同期のK氏も、人吉に来たら間違いなく寄っていくらしい。

開店の時間は、午前11時45分(実際は、11時30分)だというし、ここ(中青井町)からだと、歩いて10分もかからないくらいだから、是非行った方がいいよと勧められた。それで、「悪いが、これからすぐ出かけなければいけないので、一緒に行けないのが残念だけど」とちょっとつれないY氏の声を背中に、訪問先を後にした。

そのお店の名は「好来」という。Y氏からは「コウライ」と教えられたが、厳密に言うなら「ハオライ」というのが正しい。Y氏曰く、「昨日泊まっていた人吉旅館の前の道をずっと行って、突き当たったあたりだよ」というかなりアバウトな説明を頼りに、取り敢えずは行ってみることに。どれどれ、人吉旅館前を過ぎてと・・・。確かに、その道がまっすぐに進めないぞと誰でも分かる地点まで来ると、1軒のラーメン屋があった。

11時43分である。しかし、店が開いていない。「おかしいな。人気の店なら、誰か待っていても良さそうなものだが・・・」と勘ぐる。それに、店の名前は確か『コウライ』とかなんとかでは・・・と思いながら、よく、そのラーメン屋の名前を確かめたところ、看板には「桃源」と書いてあった。このあたりで、ラーメン屋というとここしかなさそうだけどと、少し不安になってキョロキョロしたが、やはり、ラーメン屋はここ以外なさそうだった。もう、二度と来ることもないかも・・・と思うと、ちょっとしたプレッシャー(?)さえ感じる始末。

人吉10

■「好来ラーメン」の外観

ここで、新兵器登場。丁度、携帯を変えたばかりで、これに内蔵されていたGoogleマップに「好来」と入力し、検索してみたら、なんとヒットするではないか。場所は、ここではないとすぐに確認。すぐ近くのようだが、場所は明らかに違うみたいだ。時間を見る。11時50分。焦る。携帯に表示された地図を頼りに小走りに急ぐ。そして、見つけた。そのお店は、国道445号線沿いに佇む何の変哲も無いラーメン屋に見えた。

店の中を覗いてみる。小じんまりとしたお店には、テーブルが3つか4つほど。すでに、地元の人らしき方々で大盛況(?)である。「仕方ない。空くまで待つか」と外でウダウダしていたら、地元のツウらしき方が席を空けてくれ、すぐに席につくことはできた。壁に貼ってあるメニューには、「ラーメン 550円」とあるだけ。このお店の主人は凄く自信であるのか、やる気がないのかどっちなのだろうかと思った。

ラーメンを注文する。注文できるのはラーメンだけだから、当然、そうなる。ラーメンが目の前に登場すると、なんとスープは真っ黒。墨汁でも入っているのではないかと疑うほど黒い。この黒いスープの素はマー油だそうだ。このマー油こそ、好来ラーメンの個性というべきか。ニンニクと胡麻油、ラードを炊いて作ったベースがその色になるのだという。

これは、凄く濃厚なスープかなと思ったら、口にしてみると以外にあっさりとしている。味わうと、少し苦味があって、最初は「え?」という感じだが、そのちょっとした苦味が逆に食欲をそそる。このスープが絡むのが、たっぷりとした自家製麺。このコシの強い麺と黒いスープの相性はかなりイイ感じである。麺のボリュームも結構すごい。食べても食べても減らない感じがするくらい丼に盛られている。いや、詰め込まれていると言ったほうがいいかも知れない。

そのうえ、麺の上には茹でたモヤシがてんこ盛り。それに、柔らかいチャーシューが3枚。その他、見た感じはお茶漬け用の塩昆布をお湯でもどした様な野菜?茸?まさか本当に昆布ではあるまいとは思うが、何だろう?味はモヤシに近く、淡白な味わいの黒く長細い謎の食材も、モヤシと同量くらいたっぷりと入っていた。(これが何かご存知の方は、是非、教えていただきたい)

さて、「好来」というお店は、JR肥薩線人吉駅から歩いて10分くらいの人吉市下青井町というところにある。前にも触れたが、開店するやいなや、車や徒歩でひっきりなしにお客さんが訪れる。私が、訪ねた時は、殆どこの店の常連さん達で埋まっていたように思うが、遠くからわざわざこの個性的なラーメンを食べに来る人も後を絶たないという。

「好来」の営業時間は、昼11時30分から夜8時まで。定休日は、毎週月曜日。お昼前後は、ほぼ満席状態と思ったほうがよく、早めに行かれることをお勧めしたい。

(写真先頭は「好来」のラーメン)

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2008年9月26日 (金)

お昼のB級グルメ(佐賀編)

井手ちゃんぽん2

「佐賀に行ったら、ぜひもう一度行ってみたい・・・」と思っていたお店があります。そのお店の名前は、井手ちゃんぽん。2005年10月以来になりますが、念願かなって久しぶりに佐賀ちゃんぽんに舌鼓を打つことができました。

佐賀方面には、2005年以降も何度かは伺っていたのですが、お店の場所が武雄市北方町志久という場所なので・・・と言っても、佐賀にお住まいの方でなければ、何のことやらと思いますので、もう少し説明を加えておきますと、お店は佐賀の市街から国道34号線を西に向かって、車で40分弱くらいのところにあります。

因みに、鉄道を利用するなら、最寄駅はJR佐世保線北方駅になります。ただ、北方駅に停まる電車の本数も少ないうえに、駅からお店まではたっぷり2kmはあります。つまり、佐賀近辺に来たとはいえ、車での移動が可能で、かつスケジュールにある程度の余裕がなければ、行きたくてもなかなか行くのがキツイ。なかなか佐賀ちゃんぽんへの道は遠いのです。

だから、今回だけは多少無理をしてでも、お店に行ってみようとは決めたものの、何故か、肝心の時にはうまく事が運ばない・・・なんてことはよくあるものです。今回の出張でも、気は焦れどもいろいろと手間取ってしまい、帰りの予定から逆算すると、本当にお店に行けるかなという不安が頭をよぎりました。ただ、とにかく、それまでも何度といって断念を重ねてきた経緯もあるので、今回だけは行ってみるべぇと不退転の決意で臨みました。(でも、まぁ、そんなにタイソウなことではないのですが・・・)

井手ちゃんぽん1

■「井手ちゃんぽん」の外観

井手ちゃんぽん3

■店内のようす

お店に入ると、流石に人気のお店らしく、午後1時を過ぎた時間帯ではありましたが、結構な混み具合でありました。添付した画像をご覧いただければお分かりのように、カウンター席の他、テーブル席(4人掛け)や座敷席など、麺類がメインのお店としては、なかなかの収容人数を誇ります。お店で働いているスタッフの数も多いですし。

私が注文したのは、前回と同じ野菜大盛りちゃんぽん。値段のほうはと言えば、この頃の諸物価高騰のあおりなのでしょうか、前回よりも50円アップして800円になっていました。しかしながら、麺の上に野菜がてんこ盛りという点は相変らずで、すごいボリュームには閉口・・・、いや、圧倒されます。

帰りの時間を気にしながらということもあり、今回は、何か掻き込んだという様な食べ方になってしまいましたが、食べても食べてもなかなか野菜が減っていかない。麺類だからといって、お腹のすき具合がそれほどでもないという状態で、食しにかかると最後まで食べきれないという羽目に陥るかも知れません。

味の方はどうかというと、もやし、キャベツ、たまねぎなどはシャキシャキしているし、スープはとんこつのダシで油もしっかりという感じなので、濃厚な味かなと思いきや、野菜との相性がいいのか、何かあっさりとした感じさえ受けます。

井手ちゃんぽん4

■井手ちゃんぽんのメニュー

さて、井手ちゃんぽんの営業時間は、昼11時から夜9時までです。定休日は毎週水曜日です。折角、訪ねては来たけれど、定休日だった・・・ということで、すごすごと引き上げたという経験が小生にはあります。ですから、定休日はしっかりとチェックしておいた方が良いでしょう。主なメニューは、ちゃんぽん(レギュラー)が650円、特製ちゃんぽんは850円、麺大盛りは、野菜大盛りと同じで800円です。麺と野菜の両方を大盛りにすると900円になります。その他、うどんやラーメン、丼ものも各種取り揃えています。

井手ちゃんぽんのあるあたりは、現在は武雄市になっています。が、もともとは杵島郡北方(きたがた)町といわれていました。私にとっては、ずっとずっと北方にきたがった(?)という願いがやっと叶ったという感じです。ちゃんぽんの定番と言えば長崎ちゃんぽんだろうと思われるかも知れませんが、その既成概念を真っ向からぶち破ってくれること間違いなしの佐賀ちゃんぽんのお店、井手ちゃんぽん。武雄方面に来られた際だけではなく、佐賀市などに来られた時などもなんとか足を延ばしてみてはいかがでしょう。井手ちゃんぽんは、味もボリュームも二重マルです。

(写真先頭は、井手ちゃんぽんの野菜大盛りちゃんぽん)

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2007年6月14日 (木)

お昼のB級グルメ(酒田編)

酒田ラーメン

たぶん、以前にも書いたかも知れませんが、出張先では先方と時間の折り合いをつけるために、お昼は不規則になりがちです。そのうえ、地方だと場所によっては、殆ど飲食店が無かったり、あっても営業していなかったりとか、そういう目にあうこともしばしば。このため、昼ヌキになったり、簡単に済ませてしまったりということも結構多いのです。

酒田に来るようになって何度目くらいだったか、流石にいつもの「なんとか定食」に飽き飽きしてきたころ、地元の人に「どこか、近くに美味しいところはない?」と尋ねてみた。そうすると「ラーメンでいいですか」という答えが返ってきた。麺好きにとっては、異存などあろうはずもなく、早速、連れ立って「その店」に行ってみることに。それが、酒田ラーメン「満月」に行った最初でした。

山形ラーメンと言っても、噂を耳にしたことがあったのは、せいぜい「米沢ラーメン」くらい。「酒田ラーメンってあるんだ」というくらいの認識しかありませんでした。

酒田ラーメンのスープは、醤油ベースであっさり系です。ただ、普通の醤油ラーメンのスープと違うのは、非常にコクがあるということ。このコクは、地元の海の食材から生まれています。トビウオや鰹節、サバブシ、煮干し、昆布などの海鮮ダシが旨みを存分に引きだしているようです。また、麺は細めの熟成麺を使っています。麺のことで特筆されるのは、この酒田では、ラーメン店の約8割が自家製麺を使っていることでしょう。

さて、地元の人から「満月」では、殆どの人がワンタンメンを注文する」と教えられ、この店の定番であるワンタンメンを注文してみました。「満月」のこだわりは、このワンタンにあります。お店にあるメニューにも書いてあるのですが、「1kgほどの生地から650mくらいまでワンタンの皮を延ばす」ようですから、こりゃまた驚きです。

このワンタンの薄さ、しなやかさ、トロリとした食感はなんとも言えない味わいです。また、先ほどの海鮮ダシとの相性も抜群だし、さらに、このワンタンが一体、何枚入っているのだろうというくらいボリュームもたっぷりです。「満月」のワンタンメンは、なかなかの逸品だと思います。

満月全景

■「満月」の外観

満月入口

■「満月」の入口と味のワンタンメン」ののれん

「満月」というお店は、JR羽越線酒田駅から歩いて15分くらい(もう少しかかるかも)の酒田市東中の口というところにあります。店内は、カウンターと椅子席、それに2つの座敷もあってかなり広めです。ですが、開店時間の11時になると、お客さんがどんどん車で乗りつけてきます。地元の人だけでなく、観光客らしき人も多いようです。お昼前後は、結構、満席状態になっていますのでご注意を。

それと、もう一つインフォメーション。「満月」の営業時間は、昼11時から夜8時までだったのですが、いつからか分かりませんが、午後4時30分閉店に早まっていました。ですから、おっとり刀で出かけたりすると、ワンタンメンにありつけないということにもなりかねません。この点にもご注意のほど。

主なメニューは、ワンタンメンが650円、チャーシュー麺は850円、スタミナワンタンメンが700円などです。その他、うどんや蕎麦も各種取り揃えています。定休日は、毎週2日、12日、22日となっています。

最近のトピックとしては、カップ麺の「スタミナワンタンメン」が東洋水産から発売されるなど、ますます人気上昇中といったところでしょうか。庄内にお越しの節には、ワンタンメンでご「満悦」間違いなしの「満月」さんに行ってみてはいかがでしょう。

(写真先頭は「満月」のワンタンメン)

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2006年10月 7日 (土)

お昼のB級グルメ(宇都宮編)

夢餃子

夢セット

下妻駅から1両編成の気動車で20分ほど走ると下館駅に着きます。下館駅はJR水戸線の駅であるとともに、関東鉄道常総線や真岡鉄道のターミナルとしての役割を担っています。

下館から小山を経て宇都宮に向かう途中、下館駅に着いたのが丁度お昼時だったので、駅前に出て食事ができそうなお店を探してみることにしました。しかし、残念ながら、それらしいお店は全く発見できませんでした。それに、待ち時間が30分弱と短かったということもあり、ここでの昼食タイムは断念して、乗り継ぎのインターバルが約1時間ほどある宇都宮まで、1/petit 断食?をすることにしました。

因みに、外出して仕事をする場合、特に昼食の時間はかなり不規則になりがちです。先方の時間に合わせると、お昼時が犠牲になることなどはちょくちょくあって、仕事が終わって時計を眺めると、午後3時を回っていることなどザラです。こんな時、空腹を訴えるお腹と相談しながら、ここで昼食をとるか、それとも、夕食までもう少し我慢するか・・・ということになります。

こういう場合、昼ヌキというパターンが多いかなと思います。理由は、昼飯代が浮く・・・なんてことは全く考えないではありませんが、それよりも、1食抜くと、少しはスリムになるかな?な~んて浅はかな考えの方が主だったりして・・・。しかし、1食分の飯ヌキくらい、夕食時にあっという間にカバー(というよりオーバー)になって、本当に浅はかになってしまうのが世の常なのでしょうね。

まぁ、そんなことはさておき、宇都宮に着きましたので、お約束通り、ここで少し遅めの昼食をとることにしました。宇都宮と言えば、月並みですがやっぱり餃子かなぁとしか思い浮かばず、ただ、持ち時間が1時間弱しかないため、「宇都宮の夢餃子 JR宇都宮駅パセオ店」というお店に入りました。

この夢餃子というお店は、もともとお肉やさんらしく、餃子のお店としては、まだ駆け出しのようです。お肉やさんらしく肉汁たっぷりの餃子なのですが、どちらかというとあっさりとした味わいがあります。これは、この店自慢のハーブ入ニンニクの効果でしょうか?ハーブのおかげで、にんにくの臭いが抑えられるとの評判ですが、食べ過ぎるとやっぱり、お腹から臭いが逆流してきますので、ほどほどに召し上がるのが宜しいかと。

このお店の主力メニューは、夢餃子(ハーブにんにく入り)ですが、その他にも、菜々夢餃子(野菜たっぷりのにんにくなし)、キムチ夢餃子(本場仕込みのキムチ使用)、黒豚夢餃子(鹿児島産黒豚使用)などの焼餃子の他に水餃子もあります。さらに、各餃子をメインにしたセットがありまして、これがお店の自慢メニューのようです。一番オーソドックスな夢セットは、夢餃子(5個)にコシヒカリを使用したライス、豚汁、漬物で構成されており、お値段は500円也とリーズナブルでした。

遅いお昼だったので、軽めに何かをと考えていたので、ほどよい量と内容だったように思います。ただ、宇都宮駅から乗った新幹線の中で、これから人に会うのに、餃子はやっぱりマズかったかなとちょっと思ってみたり・・・。しかし、それも後の祭りで、目的地に着いたらコンビニでブレスケアでも買うかなんて、ちょっとばかり反省しながら次の目的地の米沢に向かったのでありました。

この記事は10月5日からの続きになります。この下妻~米沢の旅はもう少し続けます。(筆がちょっと遅れ気味なるも)

(写真上は、宇都宮の夢餃子 JR宇都宮駅パセオ店)

(写真下は、今回注文した夢セット)

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2006年8月27日 (日)

これが?味噌?

味の三平1

味の三平2

元祖味噌ラーメン

8月も残すところあと5日になりました。つい最近まで暑さに参っていたような気もするのですが、久しぶりに更新作業をしている部屋に流れ込んでくる夜気は、少しひんやりとするくらいで、いよいよ秋かなという気配を感じさせてくれます。

みなさんは、今年の夏休みはどうでしたか?かくいう私、今年は夏休みがありませんでした。さらに言うなら夏休みというより、夏出(なつで?)でした。なんで?ってシャレていてもしょうがないのですが、とにかく今年は夏の間にどうしても終わらせておかなければいけない仕事がいくつか重なってしまい、夏休みを返上して仕事に勤しんでいた訳なんです。そんなこともあって、久しぶりの原稿書きになります。

ここしばらくは、名古屋・岐阜方面に張りついていました。ただ、そこでの思い出は、ハードワークと新幹線がストップする程の集中豪雨くらいしかなかったので、今回はちょっと前のことになりますが、この8月10日に札幌に出かけたとき、訪ねてみたラーメン屋さんのことを書きます。

そのラーメン屋さんの名前は、「味の三平」といいます。場所はどこかといいますと、札幌市営地下鉄大通駅の三越百貨店方面の出口から地上に出て、パルコを探します。パルコの東隣に大丸藤井セントラルというビルがあって、その4階にあります。

この「味の三平」は味噌ラーメン発祥の店として、ガイドブックに載るほど有名な老舗のラーメン店なんです。でも、そんな有名なお店が、文具とか画材を販売しているフロアーが連なるこんなビルに、どうして入っているのかちょっと不思議です。

お昼時はきっと混んでいるだろうと、少し時間をずらして行ってみたのですが、それでも、お店の前には10人くらいのお客さんが順番待ちをしていました。ラーメンですから、このくらいなら10~15分くらい待てばOKかな?って思っていたら、店内でもそれと同じくらいの人が待っており、ラーメンにありつけるまでだいたい30分くらいかかりました。

有名なお店ということで、最初はさぞかし立派な・・・と思いきや、中に入るとカウンターだけのこじんまりとしたお店でした。さて、どんなお客さんが来ているのかと思い、少しウオッチングしてみたところ、私が店内にいた時は、地元の人が多かったような気がします。平日の昼過ぎというような中途半端な時間帯だったからかも知れませんが、ガイドブックに載るようなお店はえてして、観光客に占拠されているようなところもありますので、そういう面からすると、結構、地元の人にも支持されているのかなぁという印象を受けました。

やはり、このお店に来たらということで、味噌ラーメンを注文。しかし、ラーメン850円というのは、ちょっと、too expensiveという感じもしますね。さすがに人気があるので、ちょっと強気・・・ということでしょうか。出された、ドンブリもちょっと小ぶりという感じを受けないでもありません。ただ、食べてみると、丁度良いくらいの分量はあります。

白濁した味噌味のスープに中太の麺、具はもやしと玉ねぎ、挽肉などの上にメンマがのっており、これが元祖味噌ラーメンかと一口食べてみました。そうすると、「え?」という感じなんです。どう言えばいいでしょうか・・・「これが、味噌ラーメン?」という感じなんです。最初は、「ひょっとして、塩ラーメン?」という感じですが、食べ進むにつれて、やっぱり味噌ラーメンだなぁとしみじみと分かるようになります。

今風のこってりとした味付けに馴れている方々の舌にはちょっと物足りなさを感じるかも知れませんが、ビールなんかにもあるように、昔風の味付けというのはこういうものだと思うんです。ですから、ここのお店の味噌ラーメンは、ある意味とてもあっさりしていて、最近、油でギトギトしたラーメンにちょっと食傷気味だった私にとっては、美味しかったですよ。

多分、個人の好き嫌いという面では、評価の分かれる味噌ラーメンかもしれませんが、スイートもビターも違いの分かる方々には是非味わっていただきたい北の逸品だと思います。

メニューは、ラーメン(味噌、醤油、塩)が850円、チャーシュー麺(醤油)は1,050円、ワンタン麺も1,050円です。シューマイは1個60円。ライスは100円です。営業時間は11時〜6時半頃までですが、売り切れるとそこで終了となります。定休日は、毎週月曜日です。尚、おみやげ用として、味噌・醤油ラーメン2食ずつのセットが1200円で販売されています。

(写真上は「味の三平」のお店の前)

(写真中は、カウンターだけのお店の中)

(写真下は「味の三平」の味噌ラーメン)

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2006年5月20日 (土)

ご当地B級グルメ(佐世保編)

佐世保バーガー

佐世保駅の改札を抜けて駅前広場に出ると、何やら美味しそうなにおいが漂っています。そのにおいのするほうを見渡してみると、小さなハンバーガーショップがあるではありませんか。ちょうど晩めし時のお腹の空いたときに佐世保に着いたということもあってか、足が勝手にハンバーガーショップの方向に向いてしまい、ついひとつハンバーガーを買ってしまいました。

佐世保駅のまん前にあったこのハンバーガーショップの屋根には、「ゆきおじさんの佐世保バーガー」と書いてありましたので、きっとそういったネーミングをしているのでしょう。メニューは2種類のみでしたが、ひとつは駅バーガーで1個=300円、もうひとつは角煮バーガーというもので1個=380円となっていました。因みに、僕は駅バーガーの方を買いました。

早速、ホテルの部屋に入って食べてみました。バンズはちょっと甘めで、最初はさくっと、それからもちっとした食感で、それに、たまねぎやレタスなどたっぷりの野菜と手作りハンバーグを挟み込み、ソースはからしにケチャップ、マヨネーズなどをかけて・・・といったつくりになっていて、某チェーン店のハンバーガーとはちょっと違います。

佐世保は日本のハンバーガー発祥の地、1950年頃に、駐留米軍基地のアメリカ人からレシピを取り寄せて作ったものだという。こうして佐世保で生まれたハンバーガーを「佐世保バーガー」というらしい。そもそも、佐世保に駐留していたアメリカ人向けに作られ、外国人バー街で売られていたようですが、だんだんと日本人の好みにあう様に、改良が重ねられて、現在に至っているということです。マクドナルドの1号店が銀座に開店したのが、1971年なので、それよりも20年くらいも早く誕生していたということですか・・・。

今では、佐世保のご当地料理のような感のある「佐世保バーガー」、なんでも、この佐世保ではお酒を飲んだ後の腹ごしらえにハンバーガーを食べるらしい。関東近辺では、お酒のあとに何かお腹に入れるとなると、やっぱりラーメンということになろうかと思いますが、ところ変わればなんとやら。ですが、ハンバーガーとはねぇ・・・。まぁ、いろいろあるんでしょう。

この「佐世保バーガー」、ここ少し前には東京や千葉県にお店ができたり、最近のご当地B級グルメなんかのブームに乗って、かなり人気が出てきているようです。ここ佐世保では、「ヒカリ」やベーコンエッグバーガーで有名な「ビッグマン」など30くらいのお店が、しのぎを削っており、有名店には観光客が観光バスでやってくるというお店もあるようです。

東京近辺では、中野に「Zatu Burger Cafe」というお店(現在は中野と高円寺で計3店舗があるそうです)があり、また、船橋のららぽーとにあるフードテーマパーク内(東京パン屋ストリート)や池袋のナムコナンジャタウンにも、「ビッグマン」の直営店があります。こんなことから、地元佐世保でなくても、「佐世保バーガー」を味わえるチャンスが増えているようです。

さて、佐世保に着いて、何気なしに買って食べてみるまで、全然知らなかった佐世保バーガーですが、ホントに美味しかったです。某チェーン店の大量生産された個性にはちょっと欠けた味のハンバーガーとは、一味違った手作りバーガーなんです。一口かじって、「ウマイ」と感じたのは、たぶん僕が佐世保に着いたときとても空腹だったから・・・だけじゃあないでしょうね。

(佐世保駅前にあるゆきおじさんの佐世保バーガーショップ)

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2006年2月17日 (金)

結構有名なお店だったりして・・・

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沖縄そばというのをご存知でしょうか?そば粉を全く使わないで、小麦粉を中心とした色の白い、そばというよりうどんのように太い麺を使います。おつゆはかつおだしが一般的ですが、豚骨に近いタイプのものもあります。これに、豚あばら骨肉を柔らかく煮込み旨く味付けした具(ソーキ)がトッピングされたものをソーキそばといいます。

ところで石垣島には八重山そばという有名なおそばがあります。八重山そばもカテゴリーとしては、沖縄そばの仲間に入ります。つまり、八重山そばにも蕎麦粉は一切使われていないのです。

さて、せっかく石垣島に来たということから、地元の料理のコースでもと思って、昨日の夜はホテル内のお店をのぞいてみたのですが、もともと沖縄系の食べ物は「どちらかというとあまり・・・」というくらいなので、パスさせていただきました。ですから、せめて今日の昼食くらいは八重山そばにでもしようかなぁと思っていたのです。

八重山そばのお店は石垣市内にたくさんありますし、情報誌などで紹介されているような、名前の売れているお店だけに絞り込んでも10店くらいありましたが、そのなかで丸八そば屋というお店をチョイスしました。なぜ、この店にしたかって?誰かに教えてもらった訳でもなく、ガイドブックなんかで調べたわけでもないのです。まぁ偶然がもたらしたささやかな幸運があったから」っていうとこでしょうかね。

その偶然というのは、こうです。レンタカーのカーナビをいじっている時に、履歴というタッチパネルのファンクションキーをたまたま押してみたら、僕の前にこの車を利用した誰かが、丸八そば屋さんの場所を登録していたんです。ちょうどその時は、どこの店に行こうか決めかねていたので、他の誰かがわざわざナビに探させてまで行っているお店なら、結構いけてるお店じゃあないのかなぁという程度の適当な考えで、行ってみることにしたのです。

丸八そば屋さんは、市街地というか住宅地の中で、余り広くない道路に面したところにありました。店の近くに着いて、車をどこに停めようかと考えていたとき、ふと、お店の方をみると、5人くらいのTVクルーが、何かの撮影をしていました。(正確に言えば、撮影が終わって撤収しようとしていた時に僕がお店の前に着いたということか)

店の近くに駐車場を見つけて、お店の中に入ってみました。狭いのだろうナと思っていたら、思いのほか奥行きがあって、まずまず、お客さんを収容できそうな感じでした。それと、結構有名な店らしく(後でわかったことだが、八重山そばのお店の中では一二を争う有名店でした)、壁には有名人のサインなど色紙がびっしりと貼られていました。因みに、お代を払う時に、ちらっと見た色紙は、上戸彩ちゃんのものでした。

壁に貼られたメニューを見て、八重山そばには、大・中・小の3つのサイズがあるということが分かりました。あまり空腹ではなかったので、中(400円)をオーダーしました。因みに、小(300円)は子供用のサイズだそうで、オトナは中か大(500円)のサイズとなります。注文をすると、「えぇ~」というくらい、すぐにそばが運ばれて来ました。

八重山そばは、ソーキそばなどと違い細めんが使われています。おつゆは、南方系にしては、あっさりしています。おそらく鰹だと思いますが、魚のだしがよくでていました。トッピングは、細切り肉が、3~4枚添えられていました。食べてみるとなんだかビーフジャーキーのような味でしたけど・・・。

このお店の回転はなかなかのもので、入れ替わり立ち替わりお客が入ってきて、さっと食べてさっと出て行くんですね。地元の人にも人気があるようだし、ガイドブックを抱えた観光客も飛び込んで来ます。

なお、この丸八そばさんは、午前10時に開店しますが、閉店の時間は決まっていません。売り切れたら、今日はおしまいということだそうです。

では、僕の方も今日はこれでおしまいです。See You Tomorrow. チャオ!

(写真上は、「丸八そば屋」さんのお店の外観)

(写真中は、お店の壁には有名人のサインなどがびっしり)

(写真下は、「丸八そば屋」さんの八重山そば)

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2006年2月 5日 (日)

うどんの次はそば?・・・

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2月3日の夜から4日にかけて、新潟県は五泉市というところに行って来ました。五泉市は、新潟県のほぼ中央、新潟市の南東に位置する、人口約57,000人程の市です。新潟から公共交通機関を利用するなら、JR磐越西線に乗って40分足らずですが、直通で連絡する列車が少ないので、JRをメインに移動しようと考えるとちょっと厳しいですかね。

首都圏から新潟までは、上越新幹線で2時間余りのみちのりで、普通に考えれば、通勤にちょっと毛の生えた程度のもので、座れないとどうしようもなくキツイという程ではないものの、この週末の上越新幹線の込み具合はちょっと凄くて、夕方の6時台から9時台までは指定が(大半は、グリーン車も)一杯という状態でした。週末に単身者が自宅に戻るといういつもの混みとちょうど受験シーズンが到来したばかりということもあるのでしょうけどね。

そんな状態を目の当たりにして、前段で通勤に毛の生えた程度の移動時間とか言っておきながら、新幹線に2時間も立ちんぼかぁ・・・と思うと、さすがにげんなりという感じでした。

さて、旅に出ると必ず何かがあるというか、面白いことに遭遇するかというと、いつもいつもそうではありません。特に、今回の様に、休日にかかってるので、早く帰ってゆっくりしてぇ~と思っていたり、外は寒くて出歩く気なんぞしねぇ~ぞと思っていると、殆ど収穫がないということも多分にあります。今回の新潟とんぼ帰りツアーもそんなような感じでしたが、数少ない収穫のなかからひとつだけお話をしましょう。

今回は、蕎麦(そば)のお話です。

おいおい、前回がうどんで今回は、蕎麦かよって・・・言われそうですが。(別に、麺類の業界団体のまわしものではありませんので・・・。)

新潟で有名なお蕎麦に「へぎそば」というものがあります。へぎそばというのは、新潟県の魚沼地方(特に小千谷が有名)に生まれ育った、(蕎麦の)つなぎに海藻を使った蕎麦のことです。

今回は、このへぎそばの天ざるというか、商品名でいうと「天へぎ・一人様用」を「利休庵」さんというお店(新潟駅前店)でいただいて来ました。お値段は1,580円とお昼ご飯にしては、ちょっと高めにはなりましたが、こしが強く、ほんのり緑かかった見た目も美しいお蕎麦(3行×4列=12ピース)にプラスして、てんぷら(茄子、車えび、白身魚、ししとう、かぼちゃ、まいたけ、かき揚げ各一点)で、味もボリュームも食べごたえ充分でした。

へぎそばのことがもっと知りたいという方のために、利休庵さんのお品書きに、解説がありました。食べながらそれを書き写して来ましたので次に紹介しておきましょう。(おかげで食べることに集中できなかった・・・。トホホ)

へぎそばのへぎとは、「板箱のような容器」を指します。語源としては、その昔は、(この容器は)板を剥いで作られたことから、「はぐ」から「へぐ」と新潟(小千谷)の訛りで変化し、それがヘぎになったと云われています。

基本的には、そのへぎに盛られたお蕎麦をへぎそばといいます。そして、一般的に、へぎそばの店は、(蕎麦の)つなぎに布海苔という海藻を使います。これは、その昔、小千谷縮(おぢやちぢみ)の織物を作る際に、この海苔を使っており、それを蕎麦に応用したのが、へぎそばの起源となっています。

利休庵さんの新潟駅前店は、新潟駅の万代口から徒歩1~2分くらいです。お近くにお立ちよりの際は、是非、ご賞味されてはいかがでしょう。

(写真上は、「利休庵」さんのお店の外観)

(写真下は、「利休庵」さんの天へぎ・一人様用)

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2006年1月28日 (土)

やっぱ讃岐うどんでしょう

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あなたは麺類はお好きですか?それはどんな麺類ですか?

ラーメンですか?蕎麦ですか?パスタですか?それともうどんでしょうか?麺の太さは?硬さは?スープやつゆの濃さは?こうやって、お話をし出したら、キリがないほど麺類の世界って奥が深く、広がりを持っていますよね。今日は、その麺類の中でも「うどん」のお話をしてみたいと思います。

みなさんは、さぬきとは何のことか知っていますか?ビール瓶の栓をシュポッってやるやつ?・・・それは、せんぬき。え、仕事の合間にちょっと一息。あれかって?それは、いきぬきでしょう。ほう、オマエがいつもやってるやつ。それだよって?ああ、てぬき・・・。あのねぇ。

香川県の旧国名を讃岐(さぬき)といいます。ですから、讃岐うどんとは香川県に伝わり、そこで多く作られて食べられているうどんのことをいいます。讃岐うどんの特徴はのど越しの良さとシコシコとしたコシにあると云われています。

今回の記事の最初で、どんな麺が好きですか?なんて伺いましたが、「勿論、ラーメンが好き!」「私は、断然パスタよ!」なんて言っているあなた方、香川に来たら「讃岐うどんを食うんじゃ!決まっとろうが」ですよ。やっぱし。

香川の人は、本当にうどんが好きなんでしょうか?これは、愚問ですね。実際にお店に入ると、店は結構混んでいるし、ひっきりなしに訪れるお客さん。一人当たりのうどんの消費量は全国平均の5~7倍とも云われており、うどん好きなら、1日に何玉もうどんを食べるらしい。食べ方も「かけ」「ざる」「ぶっかけ」 「釜あげ」というポピュラーなものから、汁を抜いて麺に生醤油をかける「しょうゆ」やそうめんのようにして食べる「ひやし」など様々な食べ方があるようです。

そんな能書きはともかく、「食うてみい」ということで、香川に入った2日目の善通寺に出かける前に、これも事前にチェックしておいたお店の一つなのですが、高松のオフィス街の中にある「源芳」さんというお店に、駅からレンタサイクルを飛ばして食べに行きました。

お店で、ぶっかけうどん(濃いだし汁をうどんに少量かけて食べる)を注文しました。このお店のうどんは、やや太めの麺で、それに大根おろしとネギ、生姜などの薬味に海苔をそえてあり、それをぶかっけだしでいただくのですが、麺のコシといいのど越しといい、やっぱり讃岐うどんは「ええなぁ」と満足、満足でした。これが、350円とまた安いとくればたまりませんねぇ。

この「源芳」さんで讃岐うどんをという方に知っておいてほしいことがあります。それは、このお店の営業時間が、午前11時半から午後2時までのたった2時間半しかないということです。おっとり刀で行ったりすると、店が閉まっているということにもなりかねませんので、どうぞご注意を。

(写真上は、「源芳」さんのお店の外観)

(写真下は、「源芳」さんのぶっかけうどん)

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2006年1月14日 (土)

お昼のB級グルメ

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今年2回目の出張で、今週末は大阪に行ってきました。ここしばらく、雪のあるところばかりに出かけていましたので、雪の心配をしないですむ出張は久しぶりです。

このブログでも、大阪はまだ取り上げてなかったので、いろいろと足を伸ばして・・・とも考えたのですが、なにせ、日帰りの日程でしたので、そんな余裕もありませんでした。ですから、大阪名所めぐりは、また次の機会にということで、今回は食道楽の大阪ということもありますし(ちょっと、こじつけっぽいですが)、この出張のときお昼を食べた安くておいしいお店を紹介したいと思います。

お店の名前は、しゃぶ亭(ちん)といいまして、8坪くらいの「一人鍋しゃぶしゃぶのお店」です。どこにあるかというと、北大阪急行(北急) 千里中央駅の地下1階にある「せんちゅうパル飲食店街」の南側で、もう少し詳しくいいますと、北急の改札(南口)よりも、もう少し南に進んだちょっと奥まったところにあります。ステーキのフォルクスというお店の向かいになります。

ここのメニューの主なラインアップは、豚ロース=850円、豚バラ=830円、牛ロース=880円、上牛ロース=1280円などで、お代は結構リーズナブルです。その他に、白金豚=1620円やTokyo X=2040円、特選牛=2250円などプレミアム商品もあります。

因みに、今回も牛ロースを注文したのですが、それはどんな感じかといいますと、まず、芸術的に薄くスライスした牛肉6枚がお皿に乗って出されます。もうひとつのお皿には、お野菜(白菜、えのき、もやし、にんじん、茄子、かぼちゃ、カブ、ほうれん草)とお豆腐、わかめ、それに1人前のラーメンが盛り合わされています。それと、ご飯、おしんこといった構成です。

このお店には、テーブルはなく、すべてカウンター席です。席ひとつに対して一つの一人用鍋があり、それらはぐつぐつと湯気をあげながら煮立っています。しゃぶしゃぶですから、スライスしたお肉をお湯にくぐらせ、たれをつけていただくわけですが、ここのお店の自慢の一つは、このたれにあります。特に、ゴマたれがクリーミィというかまろやかな味で、大変美味しいのです。もちろん、ぽんずもあります。前回、この店に来たときには、ごまたれもぽんずも両方出してくれたような記憶がありますが、今回は、選択制になっていました。

ごまたれでいただくしゃぶしゃぶは、もちろんいいのですが、それよりも、その後に食べるラーメンがなんとも言えずうまいのです。実際、僕はお肉云々よりも、このラーメンが食べたくて、このお店に来ていると言っても過言ではないかもしれません。

麺を湯がいている間に、スープの素をしゃぶしゃぶやお野菜を味わったあとの煮汁でといてスープを作り、鍋から煮あがったラーメンをどんぶりに移して食べるのですが、これが何度食べてもウマイんです。何かの拍子に千里の方まで出かけることがありましたら、ぜひ寄ってみてください。おすすめします。

それと、みなさんも、お近くでお勧めのお店などがありましたら、コメント等に書き込んでいただけるとうれしいです。「そのお店に行ったよ!」な~んて記事ができれば、また、楽しいじゃぁありませんか。

(写真上は、お店の外観)

(写真下は、牛ロース定食)

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