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2011年9月12日 (月)

お昼のB級グルメ(高知編)

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この8月から9月にかけては、「ほぼ、高知通い」だったこともあり、久しぶりのB級グルメシリーズも高知編で、ということでお送りします。高知編というと「かつおのたたき」なんとかというヤツかって?ちゃいますがな。今回は、高知流(?)カレーうどんを取り上げてみたいと思います。

前々回の記事「こんなんで、えんかい?」の中に、初めて「先生」を高知にお連れした際、翌日の仕事について、打合せをしておきたいというリクエストがあったということを書いておきましたが、ご記憶にあるでしょうか?

そこで、打合せの場所は「まじめな方が良いか、それとも、不真面目な方?」とお伺いを立てたというくだりがありまして、実は、先生が「不真面目な方」と答えたら、そもそもこのお店にお連れする予定だったのです。

だってですよ、翌日の仕事のことを考えると「キッチリ」と話をしたいのかな?と思うじゃないですか。しかし、時間帯も時間帯なので、まぁ、軽く食事でもしながらという話にもなりかねないし、その場合はどうしたものかと思っていたのです。何せ、こちらだって、それほど高知の事情に精通している訳でもないですし・・・。

ともかく、主たる目的が「宴会」ではなく「打合せ」との指示を受けていたので、こちらとしては、打合せの場所として、余り静か過ぎず・うるさ過ぎずという環境を用意しなければと思っていました。そこで思い浮かんだのが、この「たいせい」という「おうどん」のお店。

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■「だいせい」店内のようす

ご覧の通り店内は、木にこだわったインテリアでなかなかシャレた雰囲気。さらに、繁華街にはほど遠い高知駅付近にあるため、夜なら、さほど混んでおらず、これ以上、好条件のお店はなかろうと、それなりに自信を持っていたのですが、それが、あんなことになろうとは・・・(この意味がよく分からない方は、「こんなんで、えんかい?」にてご確認下さい)

さて、なんだかB級グルメシリーズらしくない展開になりつつあるので、このあたりで軌道修正します。

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■土佐のうどん「だいせい」の外観

今回紹介する「だいせい」さん。このお店は、高知市でビル清掃とか駐車場業務をメインに事業を営むダイセイグループが営む、うどん屋さんです。どうして、そのような会社がうどん屋さんを始めたのかよく分かりませんが。

このお店、夜も営業していて、夜はしっかりお酒の店ですが、お昼は間違いなくうどん屋さんです。最初にこのお店に入ったのは「時間がなかったから」という理由でした。え?よく分からないって?では、もうちょっと、説明しましょうか。

今年の4月頃は、高知県は高知県でも主に四万十市方面に出かけていました。高知から四万十市の中心である中村までは100km以上もあるので、流石に車での往復は疲れるため、往路はよく列車を使っていたのです。しかし、交通の便の良くない地方で、複数の交通機関を乗り継ぐと、殆ど、一休みする暇もない・・・という目によく遭うものです。

四万十へ向かう時もそうでした。空港から連絡バスで高知駅に着いて、それから駅で切符でも買おうものなら、列車が発車するまでの時間は30分を切っている、なんて具合。だから、昼メシはスルーパス。いつも、こんな具合だったので、なんとかならないものかと思っていたのです。高知駅付近の店探しの前提条件としては、まず、時間の余裕がない。とすると、オーダーしてから出てくるまでの時間のかかる料理は無理!だから、麺類くらいしかチョイスできない。よって、駅の近場で麺類のお店を探す。もう味に拘っている暇はない・・・。まぁ、こんなところでしょうか。

こんな悪条件のもと、この4月に初めて「だいせい」さんの暖簾をくぐってみたのですが、はっきり言って、全く期待していませんでした。しかし、そういう時に限って、見事に期待を裏切ってくれるお店や料理にめぐり合うことって結構あるものです。「だいせい」さんはそんなお店でした。

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■入り口に設置されている「だいせい」の額

このお店での‘my favourite’は「カレースープおうどん」。この「おうどん」のウリは、たいせい秘伝のカレースープ。お店のブログにも「店をオープンさせる前、東京の某人気店のカレーうどんに惚れ込み、経営トップ、店長らが通いつめ、その味を模索した結果、現在に至っています」と紹介されているように、カレースープには相当のこだわりがあるようです。

「カレースープおうどん」を実際に食べてみると、先ず、コクのある濃厚なカレースープに唸らされます。そのうえ柔らかに煮込まれたビーフがスープにびっしりと入っているではありませんか。さらに、スープは、玉ねぎ・りんごなどを加えて充分に煮込み、それに牛乳で味を整えているせいか、野菜や果物の甘みと牛乳のクリーミーさがほどよくブレンドされた優しい味に仕上がっています。

うどんの方は、讃岐うどんのような腰はなくやや固めという印象でした。店内には、食材の生産者情報を掲示するなど、素材への強いこだわりがあるように見て取れますが、折角のスープを生かすなら、もう少し麺に対する手加減があってもよいかも知れません。

ですが、ですが、ですがですよ、私が、この「カレースープおうどん」に惹かれたのは、もうひとつ別の理由があります。それは、おうどんと共に出される小さなご飯。これを、お店では「後飯」と呼んでいます。うどんを全部食べた後、残ったスープに「後飯」を入れて、ミニカレーを作ることができるのです。そう、「一粒で二度おいしい」というあれです(ちょっと古いか)。この「カレースープおうどん」を注文したなら、ご飯は、是非「後飯」にして召し上がることをお勧めします。

最初は、「どこでもいいから」と思いながら飛び込んだ「だいせい」さんですが、高知に出向いた際は、ほぼ毎回リピートしています。因みに、この「だいせい」さん。お店の看板には、ひらがなで「だいせい」と書いた横に、赤字囲いで「大盛」とも書いています。勿論、これは「ダイセー」と「だいせい」と「大盛」とで、シャレているのだろうと思いますが、もうひとつ、「大盛(おおもり)が無料だ」という「こだわり」を現しているようです。店内も「こだわり」だらけの土佐うどんの「だいせい」さん。高知においでの際は、是非訪ねてみてください。

○土佐のうどん「だいせい」のデータ

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・場所:高知県高知市新本町2-1-25
     電話:088-823-0141
・営業時間:(昼)11:00〜15:30
                (夜)17:00〜22:00
・定休日:なし
・最寄駅など:JR高知駅から128m
・主なメニュー:
 土佐風かけ出しおうどん 400円
 徳島鳴門産わかめのおうどん 480円
 土佐黒毛和牛のお肉うどん 750円
 だいせい秘伝カレースープおうどん 680円
・ひとこと:高知駅前には、なかなかこれといったお店がありません。このため、お昼時は結構混み合うこともあります。

(写真先頭は、だいせいの秘伝カレースープおうどん) 

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