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2008年9月

2008年9月26日 (金)

お昼のB級グルメ(佐賀編)

井手ちゃんぽん2

「佐賀に行ったら、ぜひもう一度行ってみたい・・・」と思っていたお店があります。そのお店の名前は、井手ちゃんぽん。2005年10月以来になりますが、念願かなって久しぶりに佐賀ちゃんぽんに舌鼓を打つことができました。

佐賀方面には、2005年以降も何度かは伺っていたのですが、お店の場所が武雄市北方町志久という場所なので・・・と言っても、佐賀にお住まいの方でなければ、何のことやらと思いますので、もう少し説明を加えておきますと、お店は佐賀の市街から国道34号線を西に向かって、車で40分弱くらいのところにあります。

因みに、鉄道を利用するなら、最寄駅はJR佐世保線北方駅になります。ただ、北方駅に停まる電車の本数も少ないうえに、駅からお店まではたっぷり2kmはあります。つまり、佐賀近辺に来たとはいえ、車での移動が可能で、かつスケジュールにある程度の余裕がなければ、行きたくてもなかなか行くのがキツイ。なかなか佐賀ちゃんぽんへの道は遠いのです。

だから、今回だけは多少無理をしてでも、お店に行ってみようとは決めたものの、何故か、肝心の時にはうまく事が運ばない・・・なんてことはよくあるものです。今回の出張でも、気は焦れどもいろいろと手間取ってしまい、帰りの予定から逆算すると、本当にお店に行けるかなという不安が頭をよぎりました。ただ、とにかく、それまでも何度といって断念を重ねてきた経緯もあるので、今回だけは行ってみるべぇと不退転の決意で臨みました。(でも、まぁ、そんなにタイソウなことではないのですが・・・)

井手ちゃんぽん1

■「井手ちゃんぽん」の外観

井手ちゃんぽん3

■店内のようす

お店に入ると、流石に人気のお店らしく、午後1時を過ぎた時間帯ではありましたが、結構な混み具合でありました。添付した画像をご覧いただければお分かりのように、カウンター席の他、テーブル席(4人掛け)や座敷席など、麺類がメインのお店としては、なかなかの収容人数を誇ります。お店で働いているスタッフの数も多いですし。

私が注文したのは、前回と同じ野菜大盛りちゃんぽん。値段のほうはと言えば、この頃の諸物価高騰のあおりなのでしょうか、前回よりも50円アップして800円になっていました。しかしながら、麺の上に野菜がてんこ盛りという点は相変らずで、すごいボリュームには閉口・・・、いや、圧倒されます。

帰りの時間を気にしながらということもあり、今回は、何か掻き込んだという様な食べ方になってしまいましたが、食べても食べてもなかなか野菜が減っていかない。麺類だからといって、お腹のすき具合がそれほどでもないという状態で、食しにかかると最後まで食べきれないという羽目に陥るかも知れません。

味の方はどうかというと、もやし、キャベツ、たまねぎなどはシャキシャキしているし、スープはとんこつのダシで油もしっかりという感じなので、濃厚な味かなと思いきや、野菜との相性がいいのか、何かあっさりとした感じさえ受けます。

井手ちゃんぽん4

■井手ちゃんぽんのメニュー

さて、井手ちゃんぽんの営業時間は、昼11時から夜9時までです。定休日は毎週水曜日です。折角、訪ねては来たけれど、定休日だった・・・ということで、すごすごと引き上げたという経験が小生にはあります。ですから、定休日はしっかりとチェックしておいた方が良いでしょう。主なメニューは、ちゃんぽん(レギュラー)が650円、特製ちゃんぽんは850円、麺大盛りは、野菜大盛りと同じで800円です。麺と野菜の両方を大盛りにすると900円になります。その他、うどんやラーメン、丼ものも各種取り揃えています。

井手ちゃんぽんのあるあたりは、現在は武雄市になっています。が、もともとは杵島郡北方(きたがた)町といわれていました。私にとっては、ずっとずっと北方にきたがった(?)という願いがやっと叶ったという感じです。ちゃんぽんの定番と言えば長崎ちゃんぽんだろうと思われるかも知れませんが、その既成概念を真っ向からぶち破ってくれること間違いなしの佐賀ちゃんぽんのお店、井手ちゃんぽん。武雄方面に来られた際だけではなく、佐賀市などに来られた時などもなんとか足を延ばしてみてはいかがでしょう。井手ちゃんぽんは、味もボリュームも二重マルです。

(写真先頭は、井手ちゃんぽんの野菜大盛りちゃんぽん)

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2008年9月15日 (月)

夜汽車に揺られて その2

北斗星7

夜汽車。なんとも懐かしい響きのことばである。かつては、夜行列車のことをこう呼んだ。夜の旅立ちは、何故かロマンチックにもセンチメンタルにもさせてしまう。そんな不思議な何かがあるように思えてならない。行く手に広がる闇がそう思わせるのか、それとも闇を切り裂く一条の光に希望を見い出すからなのか、それはよく分からない。ただ、夜に旅立つ・・・たった、それだけのことで人の心は浮き立つ。希望、憧れ、不安、多くの想いが現れては消え、やがては眠りへの誘いとともに夜が包み込んでしまう。

かつては、北海道の玄関口と呼ばれた函館も、1988年に青函連絡船が廃止されてからは、ただのターミナル駅になった。夜ともなれば利用客がだんだんと疎らになり、連絡船全盛時のあの賑わいとは比べようもない。

まだ、列車の到着まで1時間以上もあろうかと云うのに、函館駅の待合コーナーには、一目でそれと分かる人たちで一杯になっていた。リュックを背負った若者たち、たくさんのお土産をベンチの傍らに積み上げている熟年カップル、鉄子の奥さんに無理やり連れて来られた付き添いの旦那さんと思しきペアもいた。みんな人待ち・・・いや、汽車顔待ちで、今頃は駒ヶ岳の西側を走っているであろう夜行列車の到着を待っていた。

北斗星3

■強い光を放ちながら函館駅8番線ホームに進入する

列車の到着を予告するアナウンスが流れると、待って待って、待ちくたびれて・・・、そんな気持ちを一斉に発散させるように、みんな一目散に改札口に向かう。ちょっとした民族大移動(?)みたいに。そうして、改札から最も遠いというべきか、海側に一番近いというべきか、とにかく櫛形をした函館駅の8番線ホームに向かう。

青く塗られたDD51重連が牽く「北斗星」の姿をカメラに収めようという人たちが、思い思いのポジションで配置につき、カメラやビデオを構える。そんな中を強い光に導かれた青く長い帯がしずしずとホームに滑り込む。

北斗星5

■最前部では、操車係が手際よくDD51の連結を解く

北斗星6

■最後部では、津軽海峡線専用の機関車に付替えられ、発車準備完了

「北斗星」が函館に停車している時間は7分間である。この間に、札幌からここまで牽いてきたDD51の連結を解き、最後部に津軽海峡線専用のED79をつける。こうして、函館からは、それまでとは進行方向が逆になる。つまり、函館では結果としてスイッチバックをすることになるのだ。ただ、逆に行くのは青森までだろうとと思っていたら、そうではなかった。

因みに、現在の「北斗星」は青森駅に進入しない。後で調べてみたら、どうも東北新幹線の八戸以北延長工事が影響しているらしい。青森駅に深夜時間帯に入る列車が制限されているようで、「北斗星」の最終ランナーであるEF81が、ED79からバトンを渡されるのは、深夜の青森信号場である。深夜の作業ということもあってか、それは殊のほか静かに行われ、どこでどうやって機関車の交換が行われたのか、全く気づかなせないくらいであった。

話を少し戻すが、スイッチバック駅で機関車交換を撮影するのは少し骨が折れる。というのも、最後部の付替え作業は、列車が停止すると直ぐに開始される。先頭の機関車交換風景を撮影するやいなや、最後部に向かってのダッシュが要求される。12両編成+重連機関車の長さを侮ってはいけない。おっとり構えていると、最後部に到着した時には、連結作業がもう終っている。(さらに言えば、息が切れていて、カメラを構えた手がなかなか落ち着かない・・・ということもある)最前部と最後部で行われている作業を両方見ておこうという者にとっては、7分間は余りにも短いと心得ておこう。そのうえ、脚力と心肺機能の向上のために普段からのトレーニングをお勧めする。(「それは、アンタでしょ」と言われれば返すことばもないが・・・)。では、次回。

(写真先頭は、函館駅8番線に停車する寝台特急「北斗星」)

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