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2007年9月19日 (水)

「たんご」に遊ぶ

栗田湾

「たんご」ということばの響きから何を連想されるでしょう?「たんご」と言えば・・・「端午の節句」。そうですねぇ。ダンスミュージック、「アルゼンチンタンゴ」とか「黒猫のタンゴ」(ちと、古すぎるか・・・)、国語の得意な方なら、文構成の最小単位の「単語」なんちゃって・・・。確かに、これらは全て「たんご」ではありますが、今、はやりの小島よしお風に言うなら、

「でも、そんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!」ということになるのでしょうか。

いやいや、小島よしおは、今回のテーマとは全く「関係ねえ」ですが、あのフレーズとアクションがここ数日、頭から離れず、こんなところで使わせていただきました。今回は「たんご」は「たんご」でも、「丹後」に関係することを書いてみたいと思います。

丹後とは、京都市の最北部に位置し、日本海に張り出した丹後半島を中心に、東は舞鶴市、西は兵庫県豊岡市、南は福知山市、大江町、兵庫県但東町に接する地域のことをいいます。

日本海が洗う海岸線は急崖の続く断層海岸ばかりではなく、ロングビーチなどもあって変化に富んでいます。また、半島の東西に伸びる海岸線は、京丹後市網野町を境に、東側が若狭湾国定公園、西側は山陰海岸国立公園に指定されています。

丹後半島の東と西には、長大な砂嘴(さし:沿岸流や波浪によって運ばれた砂礫が、海岸や湖岸から細長く突起状に堆積してできた地形のこと)をもつ宮津湾久美浜湾があり、宮津湾にある砂嘴は、天橋立」と呼ばれ全国的にも有名です。「天橋立」を見下ろす傘松公園にある案内版には、以下のように解説されていましたので、いつものように記しておきます。

天橋立1

■傘松公園から望む「斜め一文字」の天橋立

日本三景のひとつである「天橋立」は、眼下に見える延長3.6kmの松並木と、智恩寺境内を含む橋立付随地、並びに傘松公園という展望地を総称します。この松並木は、日本海の荒波が岬から土砂を運んできた砂浜で砂嘴といい、宮津湾を二分し、左側を与謝の海、右側を阿蘇の海といいます。(傘松公園から見て)

丹後風土記には、「天橋立」は、イザナギとイザナミの神が、天に通うためにかけた橋という伝説が残っており、神の住み給う奇しき地という神秘的な概念がつきまとっていましたが、それに対して松島、宮島とあわせて日本三景ということばには、風景を風景としてみる近代的な響きがあり、貝原益軒は元禄2年(1689)、西北紀行において、成相寺坂より「天橋立」を展望して日本三景の一と賞賛しました。

傘松公園のリフト

■傘松公園に登るリフト

「天橋立」を望む絶好のビューポイントとして、天橋立三大観と言われる場所があります。ひとつは、大内峠一字観公園からの「横一文字」、二つ目は、栗田峠からの「斜め一文字」そして、三つ目は傘松公園です。

傘松公園へは、麓の府中駅からケーブルカーかリフトを利用して上がります。乗車時間は、ケーブルカーで4分、リフトで6分ですが、ケーブルカーは15分間隔で運転されているので、タイミングによっては、リフトを利用した方が効率的かもしれません。因みに、運賃は往復(大人)で640円で、ケーブルカーもリフトも同じです。

股のぞき

■傘松公園の股のぞき台から股のぞきをすると「天橋立」はこんな感じ

傘松公園から見る「天橋立」は「斜め一文字」に見えます。ここでは、有名な、「股のぞき」をすることができます。「股のぞき」をすると、天と地が逆さになったように見え、宮津湾を分ける砂の道が天にかかる橋のように見えます。

飛龍観

■天橋立ビューランドから見た「飛龍観」 2004年4月9日撮影

「天橋立」の景観は、三大観の他にもいろいろ呼び名があり、南側からの眺め、つまり天橋立ビューランドからの眺めは、龍が天に向かって飛ぶように見えることから、天橋立龍伝説に因んで「飛龍観」と呼ばれています。

天橋立ビューランドは、KTR(北近畿タンゴ鉄道)の天橋立駅から徒歩5分と近いことから、電車利用の観光客なら、まずはここを・・・というようになるからでしょうか、「飛龍観」の眺めは、北側の見所と観光客を二分するほどの人気があるようです。

さて、丹後に関するお話を・・・ということで、今回はスタートしたのですが、結局、天橋立のことばかりとなってしまいました。「でも、そんなの関係ねえ!」(はい、はい・・・。)

今回は、クルマを使うことができたので、舞鶴から天橋立方面に、栗田湾や宮津湾に沿って何往復かしてみました。9月19日の京都北部の降水確率は0%。透きとおるような空と、青い海に砕ける白い波、降りそそぐ光の中で僕はタンゴに舞う風になる・・・。な~んて、言ったりするとカッコいいのですが、まぁ、そのくらい爽快な気分を味わうことができたということです。

丹後に遊んだ感想を言えと言われれば「また、この海を見に来てみたいな」と思う反面、東京方面から来るとなると、沖縄の那覇に飛ぶよりも時間がかかるので、「ちょっと二の足を踏むかなぁ」という感じでしょうか・・・。

「でも、そんなの関係ねえ!」ってか(もう、ええから・・・)

(写真先頭は、栗田湾から金ヶ岬方面を望む)

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